約 2,266,720 件
https://w.atwiki.jp/touhoukashi/pages/5354.html
【登録タグ CD CDS 森羅万象CD】 サークル:森羅万象 01 SF 02 月詠-彦星- →シンクロ0に再録
https://w.atwiki.jp/tohokusf/pages/260.html
東北大SF研 アンソロジー部会 「月の光 現代中国SFアンソロジー」 ケン・リュウ 編 大森望等 訳 序論 今までは注目されていなかった中国SFは、「三体」の出版によって一気に人気を得て、今となってもはや英語圏SFに次ぐ最も注目されている海外SFと言ってもいいだろう。特に2020年には、多くの中国SF作品の和訳が出版され、大豊作の一年となっている。その中に特におすすめしたいのが「月の光 現代中国SFアンソロジー」というアンソロジーである。 本書に収録された作品の数が多く、各性別各年齢層の作者と中国SFの様々な側面やサブジャンルをカバーしている。ヒューゴー賞レベルの作品がないものの、面白くて読みやすい作品が多い。また、最後に収録された三つのエッセイでアカデミック的な視点から中国SFを知ることもできる。即ち、本書は各方面から考えると中国SFの入門書としてはちょうどいい一冊だと思う。 もちろんここに選ばれた作品はケン・リュウの好みに基づいたものであり、ベスト集というつもりでもないのが前書きに書かれている。本書は決して中国SFの全て、また中国SFの最高峰を反映しているわけではないのが注意されたい。 編者紹介 ケン・リュウ。中国系アメリカ人作家、幼年期にアメリカへ渡り、その後、英語でSF小説を創作し始めた。アジア的な背景や自分のマイノリティ・アイデンティティを生かした作品が多い。また、中国SF翻訳者としても活躍している。特に「三体」を英訳した後、世界的な中国SFブームの先頭を切り、今までほとんど紹介されていなかった中国SFを紹介し、英訳を通じて世界に広げた。日本においてもケン・リュウの英訳を介して和訳された中国SFが数多く存在している。 功績が非常に大きいとはいえ、ケン・リュウがアメリカ人であり、彼の手を介して出された翻訳、アンソロジーが主にアメリカ市場向けであることを忘れないでほしい。即ち、ケン・リュウの翻訳、アンソロジーにはどうしてもアメリカの視点が入りがち、但し今回はそれをうまく抑止したような気がする。 最後、本作は勝手に書かれた作品ではなく、ニューヨークのグッゲンハイム美術館の展覧企画の注文を受けて書かれた作品なのである。展覧の詳細は参考資料にあるリンクを参照してください。 作品解説 「月の光」 著者 劉慈欣 本作の著者劉慈欣は「三体」の作者であり、中国SFにおいて最高峰に立つ作家として認識されている。「月の光」はそこまで優れた短編作品ではないものの、彼の特徴をよく反映し、短くて読みやすい作品ではある。 作品が発表されたのは2009年初頭、2008年の経済危機の爪痕がまだ残っている。経済危機の対策の一環として、中国政府は2008年の年末に四兆人民元の投資計画を打ち出した。計画によると、投資は主にインフラと福祉に回す予定だったが、研究とハイテク産業への投資も注目されていた。小説に頻繁に出てきた四兆元は恐らくこの投資計画のことを指している。 経済危機のことを描いていないとはいえ、主人公が経験しているさまよい、未来への不安、重大な決断による圧力などの感情はその時代の読者にとって非常に共感しやすいのではないかと思う。とある時代の読者の共通的な経験、感情を抽象化して主人公の物語に再現させるのが劉慈欣の作品における特徴の一つである。 本作には未来社会のエネルギー源について二つの仮想案が出されている。作品の長さに制限され、詳しく展開されていなかった。しかしその合理的に見えながらも狂想的なスケールと鋭いスケッチはやはり何度読んでも想像を膨らませ、感心させるような素晴らしい文字となっていると思う。火力発電所のエンジニア出身という経緯もあって、劉慈欣は工学的なSFガジェットの創作に長けている。特に地球の深くまで掘るという行為に関して、他の短編作品では中核的なガジェットとなって、より詳しく展開されている。劉慈欣はゼロ年代に活躍していた作家なので、ガジェットが古臭いと思われても致し方がない。しかし裏返すと、SF黄金時代のレトロ的なガジェットがゼロ年代で、今まで知られていなかった別の国の作家によって再び描かれることで、新たな魅力を得たのではないか。実際、中国以外において劉慈欣の作品を評価する人々にはそう思っている人は少なくないような気がする。 最後、また現実の話に戻そう。2008年の経済危機の後に実行された四兆人民元の投資計画は多くのインフラプロジェクトと企業の助けとなったが、結局投資をもらった企業はほとんどの金を不動産投資に費やした。その結果、四兆人民元計画は経済の回復とインフラの整備を多少実現したが、不動産バブルという爆弾が益々危険になる。本文の最後尾で無に戻った主人公の努力は、現実に起きた滑稽劇に対する諷刺と嘆きとなっているのではないかと思う。 更に大きな視点からみると、本文で繰り返して強調された「市場原理」、「新しいテクノロジーによる救済」などの概念とそれらの概念に基づいた努力が果たした虚しい結末が、資本主義社会における市場原理に対する狂熱的な信仰、及びテクノロジーの発展は必ずよりいい生活をもたらせるという約束が、如何に虚しいなのかを示しているのではないかと思う。 「サリンジャーと朝鮮人」 著者 韓松 ぶっちゃけに言うと、この作品は解説してはならぬヒドイ作品なのである。展開もガジェットもおちも何もかもめちゃくちゃ。そのゆえ僕が初めて読んだ時はサリンジャーについてほとんど何も知らなかったにも関わらず、大笑いにして大満足した。 作者である韓松にとって、「サリンジャーと朝鮮人」は割と変則的な作品である。国営大手メディア新華社で記者として働いている韓松は、記者っぽくてマジックリアリズム的な作品を多く書いている。グロテスク、重苦しい、理不尽などの感覚が彼のほとんどの作品を支配し、こんなド直球なユーモアが滅多に見られない。 と言っても本作はただのコメディではない。というのが、サリンジャーの人生と「ライ麦畑でつかまえて」という小説の内容や主旨について、本作は中途半端で合致している。例えばサリンジャーは1950年代(30歳くらい)以降ほとんど作品を発表しておらず、ニューハンプシャーのド田舎の山の上で小屋を建て、ご隠居さんみたいな生活を送っていた。「ライ麦畑でつかまえて」を読んだ上で本作を読み返すと、更なる楽しみが得られ、理解を深めることができるだろう。 では本作は一体何を伝いたいのだろう。韓松という作家はひねくれものであり、決して作品の主義主張を安易に見いだせてくれないのである。その故、彼の作品を読み解く際に過剰に考える必要ながなく、むしろ作品の雰囲気を真剣に感じる方こそ、作者の意図に近づくことができる。ということで、素直にテキストを受け入れれば、本作は資本主義を否定しながらも、朝鮮人が代表している社会主義は決して資本主義の代わりになれないという観点が見出せると思う。おちに「中国人」の登場とそれに関連する内容は、資本主義と社会主義の関係を暗示する寓話だと思い、そして最後の一文はこの二つの主義が否定された末にたどり着いた虚無を語っているのだと思う。もちろん他の解読も大歓迎です。柔軟かつ多様な視点から作品を解読することができるのも韓松の作品特徴の一つなのである。 「未来病史」 著者 陳鰍帆(スタンリー・チェン) 物語の体すらなっていなさそうなこの作品は、陳鰍帆の作風から大きく離れている。しかし、本作品は陳鰍帆、そして中国SFの大きな潜在力を反映していると思う。陳鰍帆は中国SF作家の中の若い世代の代表として、今までの作品はエンタメがメインだった。別にエンタメがダメというわけでもないが、そればかりやるとやはり期待できなくなる。しかし本作では陳の独特な社会観察とそれに基づいた思考がみっちり詰め込んでいる。実際、社会に対する独特な観察と、その観察を生々しい描写に生かすのが陳鰍帆の作品の最も優れたところだと思う。陳鰍帆本人もこれを意識して、リアリズム的な作家と自称している。「未来病史」の各節はあらすじみたいに、どちらも一つの作品になりそう。これだけのあらすじをかけることが、陳鰍帆の底力と蓄積が期待に値すると思う。 作品そのものに戻ろう。九つの仮想病気を通じて、陳鰍帆は自分が想像した未来社会のイメージを技術の発展や突如の異変に介して正当化、合理化させてあたかも実在したように描いた。その末に、作者であるスタンリーは自分の意図を強調し、この作品は今の人々に対する警告と祝福であることを宣言した。作者はGoogleをはじめとする大手IT会社に勤めて今でもAIによる小説創作を試みているという経緯で、多くの病気は情報技術と関連している。 関連書目 「三体」、「三体2」 著者 劉慈欣 「折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー」 編者 ケン・リュウ 「完全な真空」 著者 スタニスワフ・レム 「荒潮」 著者 陳鰍帆 参考資料: その他の中国SF関連書目のまとめ: https //scrapbox.io/ryray-sf-bookguide/%E3%83%A1%E3%83%A2%EF%BC%9A%E7%8F%BE%E5%9C%A8%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8B%E4%B8%AD%E5%9B%BD%EF%BC%B3%EF%BC%A6%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88 「サリンジャーと朝鮮人」と関連する企画について(リンク先英語): https //www.guggenheim.org/press-release/tales-of-our-time
https://w.atwiki.jp/mcz3001d/pages/67.html
SF7シリーズ (発売されている機種:KV-36SF7,KV-32SF7,KV-28SF7) 製品発表ニュースリリース KV-28SF7,KV-36SF7 製品発表ニュースリリース KV-32SF7 SF7についてはMCZが載っているか不明ですが、社告の機種に該当します。 ランプ点滅回数とその内容 ランプ点滅回数 内容 1 2 3 4 5 6 7 8 9
https://w.atwiki.jp/ousf/pages/81.html
大阪大学SF研究会 2016年度冬会誌のテーマは「戦争」 ミリタリーものからロボット作品、架空戦記と幅広く特集! 表紙イラストは、来年より放送開始の『幼女戦記』のイラストレーター篠月しのぶ先生! コミックマーケットにて頒布! 2日目 東Q-28a 3日目 東V-04b ■戦争SF作品紹介 ミリタリーSF……軍人が主人公の作品 ロボットSF……巨大ロボットに乗り込み敵を粉砕する! 架空戦記……第二次世界大戦で日本が勝っていたら、という「もしも」を描いた作品たち ポストホロコーストSF……戦争によって滅んだ世界で人々はどのように生きるのか!? 一般人×戦争作品……そこでは戦争の手段が玩具に取って代わられていた…… 以上5つのジャンルに分類して戦争SF作品を紹介! ■SF兵器特集 SF作品で登場した兵器を現代の技術からの発展も考慮して特集! ■ガールズ&パンツァー座談会 阪大SF研でも大人気のガルパン。ガルパン愛を語り尽くす! 「ガルパンって何がいいの?」「ガルパンの『ガールズ』と『パンツァー』について」「SFとしてのガルパンはどうなの?」「最終章はどうなるのか?」 ■戦争SF作品論 「そもそも戦争ってなんだ?」「ガルパンはいいぞ」「美少女と兵器の視覚的表現」「戦争映画と音楽」「戦争をどうやって書き始めるのか?」「抵抗文学の時代的考察」「ハードSF読者からの仮想戦記のススメ」 といった多種多様なテーマを作品例を挙げながら徹底考察。重厚な論が揃っております。 ■SF研戦士伝 日々何かと戦い続けている阪大SF研のメンバーを紹介するコーナー 自分と比べてみてその戦士力を比較してみよう。 「ごちうさ戦士」「アイマス戦士」「男の娘おじさん」「メンヘラ戦士」「逸見エリカおじさん」
https://w.atwiki.jp/tokaiindex/pages/606.html
エスエフ【SF】 概要 東海ラジオの通称のひとつで、同局のコールサインの一部を取ったもの。
https://w.atwiki.jp/kuroneko_miku/pages/127.html
SF検定○× SF検定四択 SF検定連想 SF検定画面タッチ SF検定並べ替え SF検定文字パネル SF検定スロット SF検定タイピング SF検定キューブ SF検定エフェクト SF検定線結び SF検定一問多答 SF検定順番当て SF検定グループ分け
https://w.atwiki.jp/wiki3_donuts/pages/15.html
Book reviews SF タフの箱舟 劫尽童女 八月の博物館 タイムクエイク 祈りの海 ゴールデン・フリース かめくん クリスタルシンガー キラシャンドラ みるなの木 ドゥームズデイ・ブック ハグルマ
https://w.atwiki.jp/ousf/pages/89.html
2019年春会誌『ロボットSF』のご紹介 大阪大学SF研究会 2019年“春”会誌は「ロボットSF」です! ロボットの登場するアニメ・ゲーム・漫画・小説・その他を紹介。 搭乗型ロボット(巨大戦闘ロボ系)と自律型ロボット(アンドロイド系)の両方を含んでいます。 誌 名 ロボットSF 発 行 大阪大学SF研究会 企 画 ① ロボット作品紹介・ロボット解説 ② ガンダムアニメ特集 ③ ご注文はロボっ娘ですか? ④ 作品論:「真白」とは何者だったのか?―『スワロウテイル』とニヒリズム― 形 式 A5本文モノクロ124ページ 価 格 700円 頒 布 5月6日(月・祝) 第28回文学フリマ東京 場所:東京流通センター第一展示場 オ-10 8月11日(日) コミックマーケット96 場所:東京ビッグサイト西展示場 こ-31a ■ロボット作品紹介・ロボット解説 ロボットの描写がメインになっている「ロボットアニメ・小説・漫画」から、 ロボットがメインではないながらも「作中にロボットが登場する作品」までを手広く紹介しています。 1作品につき見開き2ページのボリュームで迫ります。 右ページには「作品のストーリー紹介・レビュー」を、左ページには「ロボット解説・小コラム」を掲載しています。 【収録内容】 『ゼーガペイン』『聖騎士ダンバイン』『パシフィック・リム』『交響詩篇エウレカセブン』『装甲騎兵ボトムズ』 『アーマードコア フォーアンサー』『BEATLESS』『プラスティック・メモリーズ』『ブレードランナー2049』etc... ■ガンダムアニメ特集 数あるガンダムシリーズの中でも、特に「アニメ作品」に焦点を絞って紹介しています。 「宇宙世紀シリーズ」と「その他の世紀作品(アナザーセンチュリーもの)」に分けています。 こちらも1作品につき見開き2ページで特集! ■ご注文はロボっ娘ですか? 従来より萌えの定番とされてきた〈ロボット+少女〉の類、通俗的に「ロボっ娘」「メカ娘」と呼ばれるジャンルを特集。 SF研会員が「推しロボっ娘」達の「好きな理由」「可愛いところ」を説明し、ロボっ娘への愛が語られています。 どんなロボっ娘たちが登場しているか、ぜひチェックしてみてください。 ■作品論:「真白」とは何者だったのか?―『スワロウテイル』とニヒリズム― 籘真千歳によるSF小説群『スワロウテイルシリーズ』の登場人物「真白」に係る評論文です。 全6ページで、ニーチェの「ニヒリズム」に照らし合わせて論が展開されています。 ロボット作品が大好きな会員から普段はあまり触れない会員まで、沢山の人が「ロボット」という括りの中で文章を書いてくれました。 ロボットには並々ならぬ思いがあるという方も、あまり詳しくないけど気になるという方も、 ぜひこぞって大阪大学SF研究会のブースまでお越しください!
https://w.atwiki.jp/canvascanvas/pages/6.html
SF
https://w.atwiki.jp/ahead-ticket/pages/36.html
「これが至様の御要求ですので」 【所属】 全竜交渉部隊 【名前】 Sf 【読み方】 えすえふ 【出身】 Low-G 【FATHE】 ??? 【登場巻】 第1巻より全ての巻 【人物】 黒のワンピースと白のエプロンに白髪の女性型の自動人形で、常時大城・至に帯同する侍女。その名はドイツ語で「在るべき婦人(ザインフラウ・SeinFrau)」を意味する。 人物の重要性は、最優先に至、次いで新庄、佐山、遠く離れて大城一夫(至曰く、家族は一番後)。 常につき従う至からは不満が多いが、曲解に近い回答によって全てを肯定する。 感情は持たないので冗談がつまらないが、至に関する事以外は公平。ただしソ連は嫌いらしい。 独逸UCATが3rd‐Gの量産型自動人形を参考に造った個体でディアナ・ゾーンブルグが最終チェックを担当。マイナス概念活性化により1995年12月25日に目覚めた。 スカートの中には明らかに物理法則を無視したガトリング等の重火器が分解された状態で常に詰まっており、必要時は重力制御によってそれを一瞬で組み上げて用いる。 御感想と御要望は独逸UCAT内Sf応援係にすればいいらしい。 他人を寄せ付けようとはしない至がレヴァイアサンの砲撃を受け亡くなったのちは、彼の要望に答えるために機能を停止。 至にとって誰の代わりにもならない機械として傍にいた彼女は、最終巻のラストで彼と共に佐山と新庄を見送る。 名言 『それが至様の御要求と判断しておりますので』 『骨には鉄を、肉には鎖を、血には油を、心には決断を、そして涙には――無欲を』